うみうのヒナ、ウッティーの一般公開
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。
みなさん宇治に海鵜(うみう)という鳥がいるのをご存知ですか。鵜飼のショーを行うあの鳥です。
宇治市で今人工孵化で生まれたうみうが期間限定で一般公開されています。
私イロハはうみうのヒナを直接見るのは初めて。さっそく見てきましたのでレポートします。
宇治のうみうについて
宇治ではかつて平安時代から鵜飼が行われていたといわれ、大正の年代イベントとし再興されました。
また近年になってうみうの飼育、繁殖にも取り組まれています。
2004年には日本で初めて人工孵化に成功。その後ヒナが増え、今年も2羽のヒナがすくすく育っています。
宇治では現在9羽のうみうが飼育されているようです。記事タイトルの「ウッティー」というのはうみうの愛称です。
観光ビジネス、地域振興、生き物の研究や教育、そして地域マスコットの創生、動物愛護・・・。
そんなさまざまな意味合いが込められたプロジェクトとして、宇治で大切にうみうが育てられています。
一般公開の開催概要
だいたいこんな感じです。基本的に休日だけの開催となります。
機関 2019年7月20日(土)~8月12日(月・祝)の土日祝
時間 14時~15時半
場所 宇治市観光センター2階 和室
さっそくレポート
それでは写真中心でレポートします。場所は宇治市観光センター。
外観をパシャり。
背中側には、宇治川と緑が作る風光明媚な景色が楽しめます。
本当にこの辺りの自然が織りなす風景は、私は大好きです。
まだ時間前なので1階で待機しました。
ほどなくして時間になり、階段が解放されました。
お、いました。うみうのヒナ!
ひと続きの2部屋の和室が開放され、間に低い机を置いてゆるく区切られています。
さっそくかっこもぐもぐタイムという餌やりが始まりました。
小魚やペースト状の餌をどんどん平らげていきます。ヒナは餌をもう待ちきれない様子で大興奮。
写真じゃうまく伝わりませんが、なんと元気のいいこと!
とってもかわいい様子に思わず見とれてしまいました。鵜匠さんとの信頼関係も素晴らしいですね。
私が行った時点で生後38日、1.8キロということでした。想像してたよりもかなり大きかったです。
生まれてからの様子の写真や、実際に生まれた卵の殻等が展示され、活動資金の募金箱も置かれていました。
私が行った時は15人くらいの来訪者がいました。
出入り自由という感じで、ひっきりなしに人は入れ替わっていたと思います。
まとめと感想
普段触れ合うことのないヒナを間近で見れられて、とても楽しむことができました。
1.8キロのヒナは一週間前はなんと1キロだったそう。
どんどん成長するみたいなので、一度と言わず何回も見に行ってみるのも良いですね。
8月12日までの毎週末やっているので、ぜひみなさんもかわいいヒナを見に行ってみてください。
宇治川のピクニックスポット
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。
宇治川は、2019年に塔の島地区を中心とした大規模な河川工事が終わり、新しい姿に生まれ変わりました。
植栽の成長など、これからも小さな変化は続くと思いますが、とりあえず今の姿をレポートしたいと思います。
今回のポイントは、ゆっくりできるピクニックスポットを探すことです。
宇治川でのピクニックについてはネット上にも情報は少なく、実際あまりピクニック文化が根付いていません。
そこで、宇治川を歩き、くつろげるスポットを探してみました。
まずはエリア分け
宇治川の場所はこちら。とりあえずGoogleマップを貼っておきます。
ピンを立てているのは宇治公園別名、中の島地区です。
中の島というのは、塔の島と橘島の総称です。なかなかややこしく、覚えるのが少し難しいですね。
今回の記事では、宇治川を3つのエリアに分類してレポートしたいと思います。
下の図に書いた通り、左岸エリア、中の島エリア、右岸エリアです。
ではまず、左岸エリアから
まずは左岸エリアからスタート。平等院が近いエリアですね。
こんな感じで遊歩道に美しい茂みが広がっています。
真夏でも日陰が多くて歩きやすいです。ここは緑と木漏れ日の景色がきれいで、私もよく散歩に出掛けるエリアです。
こちらは正直くつろぎスポットはほとんどありません。基本的には川辺にも下りることはできません。
遊歩道の脇にごく少数のベンチがありますが、どれも老朽化していて、使われていることを目にすることは少ないです。
逆に言うといつも空いているので、悠々とベンチを使ってゆったりするのも良いと思います。
次は中の島エリア
こちらは今回の工事で随分様変わりしましたね。広々ゆったりとした風景になりました。
こちらは新しいベンチがあり、ゆったりとくつろぐことができます。
塔の島の中央付近は通路になっていますが、端の方、すなわち川に近いところはレジャーシートなんかを広げることもできます!
景色はとっても良いですが、曜日、時間によっては、すぐ近くを多くの観光客が行き交うこともあるので、雰囲気はその時々によって違いますので、静かに楽しめるかどうかはその時の運次第といったところもあります。
最後に、右岸エリア
結論から言うと、実はこちらが一番オススメです。
川辺の水位は少し遠浅に設計されていて、少し水を触って遊んだりもできます。
人も少ないですし、ゆったりと過ごすことができます。
観光客の人はあまり川辺に降りてきません。むしろ地元の人が多いスポットです。
広い広い宇治川が見渡せて、本当に気持ちがいいです。
難点は日陰がほぼないことと、岩がゴツゴツしていることの2点です。
それさえ耐えることができたら、絶好のピクニックスポットと言えると思います。
あ、朝霧橋の下が唯一と言っていい日陰スポットですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
冒頭でも書きましたが、宇治川のピクニック文化はまだまだ根付いてはいません。みんな横目に見ながらそそくさと観光スポットを巡っていますね。
今回の工事でくつろげるスポットも増えたので、ぜひゆったりと宇治川を楽しんでみてください。
川と山と橋の景色も最高で、しかもかなり空いているので、時間を忘れてくつろげるのではないでしょうか。
宇治のアートスポットを巡るコース
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。
宇治は知られざるアートのまち!
そんなに知られてはいませんが、ギャラリーや工芸品を展示しているお店なんかが、たくさんあるんです。
宇治の文化的な雰囲気は、アートと相性ぴったりですよね。
宇治のアートスポットを巡るお散歩コースを考えたので、ご紹介します。
お散歩ルートはこちら
7カ所を巡るお散歩コース!巡るお店のリストはこんな感じです。
- 京七宝 Gallery Nanasai
- ナナクモ
- ツナグ
- 朝日焼 shop & gallery
- 宇治紬物語館ギャラリー
- らうらうじ
- トンネルカフェ
地図はこちら。
上のリストを順番に巡った場合、移動距離は1840メートルです。うん、適度な半日コースですね。
いや、じっくり楽しんだり、寄り道したりしてると1日過ぎるかも。
いずれにしても観光兼お散歩としてはちょうどいい距離感です。
宇治は本当にコンパクトに楽しめるまちですね。
JR宇治駅前から中宇治地域
さて、さっそくお散歩を始めましょう。
まずはJR宇治駅前の京七宝 Gallery Nanasaiから。
ここは七宝焼というガラスの粉を焼き付けて美しい色合いを出した焼き物のお店です。
繊細なタッチのに魅了されたリピーターさんも多いようです。
すごく現代的な雰囲気ですが、ホームページを見ると、古くから伝わる伝統的な焼き物だとか。
このあたりの感覚的なギャップもおもしろいですね。
そこから中宇治地域に入って行くと、古民家の並びの一角に名店ナナクモがあります。
こちらはJAPANGRAPHという日本の各土地の暮らしを独自の視点で特集する雑誌のコンセプトショップ。
JAPANGRAPHに登場する工芸品を展示販売するなど雑誌と、世界観をリンクさせたおもしろいお店です。
音楽など幅広いアートイベントもあったりして、何かと目が離せないお店です。
そして、ツナグ。。
こちらも全国の職人さんが作った、うつわ、工芸品、雑貨などが扱われるギャラリーショップ。
企画展やワークショップなど、さまざまな催しが開かれます。
2018年にできた新しいお店ですが、中宇治yorinという、今話題の宇治らしい小商いスポットにあり、どんどん認知度が上がっているお店です。
宇治川の向こうに渡ると
ツナグ。から宇治川の向こう側に移動しましょう。
宇治橋が近いですが、アートお散歩の後半戦のことを考えて、喜撰橋、朝霧橋を渡りましょう。
平等院、食べ歩きのお店もあり、宇治川の自然もあり、風光明媚な宇治の魅力が詰まったお散歩ルートです。
さてさて、次のアートスポットは宇治川沿いにある朝日焼 shop & galleryです。
こちらは400年前まら続く宇治を代表する伝統工芸の陶芸品です。
ギャラリーショップがあったり、陶芸教室があったりと、現代に開かれた伝統芸術というものを色濃く感じます。
2017年に移転オープンしたギャラリーショップは宇治川の右岸に佇む美しい建物。
陶芸品だけでなく、建築の雰囲気全体が大きな味を醸し出します。
そこから少し歩くと、とても近い位置に、宇治紬物語館ギャラリーとらうらうじがあります。
宇治紬物語館ギャラリーは織物の展示販売が行われています。
中には人間国宝、重要無形文化財の作家の作品なんかも展示されています。
普段あまり触れることのない、織物の世界に浸ってみると新たな発見もありそう。
様々なデザインの織物はどことなく前衛的な現代アートにも見えてきたりして。本当にアートの奥深さというか、ボーダレスな魅力を実感します。
カフェや貸しギャラリーがあったりして、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
らうらうじは茶室付きの古民家をギャラリーに改装した、今話題のアートスポット。
ここはとにかく企画が面白い!
近代、現代アートを中心にハイレベルな展示が魅力です。
そのジャンルは絵や雑誌、うつわやアンティーク家具まで。
企画ごとにこんなに広いジャンルを扱いながら、全くブレない世界観を演出。
単に見せるというより、新しいアートをセレクトして提示するという、提案型のギャラリーで、ファン、リピーターがとても多いようです。
アート散歩の終着点は、トンネルカフェ
最後はカフェでゆっくりと。
トンネルカフェは京阪宇治駅にほど近い位置にある、ギャラリー併設のカフェです。
2019年5月オープンということで、まだ新しいお店です。
1階がトンネル風のギャラリーで、そこを通って2階のカフェに行くつくりが面白い。
今は1階はモニターを置いて、デジタル写真を掲示されています。
これからどんな企画が飛び出すのか。本当に目が離せない存在です。
いつか宇治のアートシーンを引っ張るような面白いスポットになっていくかもしれません。
カフェという業務形態であり、アートそのものを売るお店ではないため、柔軟性のあるアートの魅せ方を提示してくれそうな予感がします。
私もじっくり注目していきたいと思います!
まとめ
いかがでしたか。
色々なタイプのアートが宇治にはあり、それらがうまく溶け合いながらアートなまちを形成しつつあります。
これからさらに盛り上がりそうな予感もすますね。
みなさんもアートという新しい切り口で、宇治を楽しんでみてください。
これらのお店は定休日が不定期だったりします。(いや、むしろ営業日の方が少ないお店も・・・。)
必ずお店に確認してから訪問するようにしてくださいね!
2019年あがた祭レポート(深夜の楽しみ方ガイドも兼ねて)
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。
今日は遅ればせながら、6月5日、6日に行われた2019年あがた祭の大レポートです。
実は、どうやってレポートしようか迷いました。
他のメディアでもいろいろなレポート記事がとっくに出ているので、今更ここに書いてもなぁ…。
と、悩んだ末に、夜に焦点を絞ってレポートすることにします。
上の記事でも触れていますが、あがた祭りの楽しみ方は昼バージョンと夜バージョンがあります。
ただ、夜はそもそも人が少ないせいか、詳細な夜バージョンのレポートはほとんどありません。
すなわち、夜バージョンを初めて楽しもう方に向けてのガイドもほとんどありません。
というわけで、このブログでは夜バージョンを中心に記録しておこうと思います。
あがた祭の1日の流れ(写真レポート)
時刻と写真を並べただけですが、速報レポートを過去に書いています。リンク先の記事をご覧ください。
混み具合の変化や、昼と夜の雰囲気の違いなんかが面白いと思います。
昼バージョンと夜バージョンで「本当に同じお祭りなのかな?」と思うくらい、景色が一変しますね。
露店のレポートや楽しみ方は他のメディアに譲るとして、当ブロクはもっとコアでディープな深夜のレポートをお届けします。
諸事情で2つある梵天
まずはこの基本情報に触れなければなりません。
あがた祭は夜に梵天という大きなお神輿が激しく動かすのが特徴であり、一番の見どころです。
この梵天は大昔は1つだけでしたが、団体間の軋轢、分裂によって、2団体によって別々の梵天が宇治のまちに出ます。
「縣神社発」と「宇治神社御旅所発」の2つです。
見る側からすれば、2倍楽しめるのも嬉しいのですが、少し揉め事をはらんだお祭りだということに残念な気持ちが湧いてきます。
2つの梵天ををフルで楽しむのは難しそう
「宇治神社御旅所初」の梵天は23時出発、「縣神社発の梵天は0時頃出発です。いずれも全儀式を行うのに1時間以上かかるので、基本的には2つの時間が重なります。
そこで私は23時から0時に「宇治神社御旅所初」の梵天を見て、そこでサクッと縣神社に移動して、0時からは縣神社発の梵天を見ることにしました。
宇治神社御旅所発の梵天
梵天が舞うポイント
梵天は宇治神社御旅所を出発し、JR宇治駅、宇治橋あたりを巡ります。
その中で、いくつかのポイントで移動を停めて、その場所で梵天が激しく暴れます。
「暴れる」というのは、少し言葉がアレなので、「舞う」という言葉で説明しましょう。このブログ独自の言い回し!
その梵天が舞うポイントを整理します。つまりは見るべき場所ということです。
宇治神社御旅所前と、宇治警察署前、そして、JR宇治駅前、そして宇治橋西詰前。その4ヵ所で、梵天が舞います。
写真とともに時系列で書いておきます。
まず23時ちょうどに宇治御旅所前に獅子のお神輿が登場!そう、梵天の前に獅子のお神輿というものが出ます。
それが、前後左右にガタガタ倒され、グルグルと回転、そして逆回りにグルグル回転!
威勢良く舞う獅子のお神輿!衝撃的な光景が繰り広げられます。
激しすぎて、写真にはうまく映りません。お察しください!
このワンセットの舞いの動きが終わったら、獅子のお神輿は次の場所にゆっくり移動します。
獅子のお神輿を追いかけたい気持ちをぐっとこらえて、梵天の登場を待ちます。
そして空いた場所に、梵天の登場!23時5分!
威勢良く舞いまくります。
前後左右にガタガタ倒され、グルグルと回転、そして逆回りにグルグル回転!
先ほどの獅子のお神輿と同じ場所で同じ動きをします。
このワンセットの動きが終われば獅子のお神輿を追いかけるように、梵天も移動。
ここからは梵天のみの動きに注目しながら、一緒に宇治のまちを歩くことにしました。
時折止まりながら(休憩?)、次のポイントに向かいます。
さて23時18分!宇治警察署前あたりで同じ舞いが始まりました。
ここでも激しく例のワンセットの動き。
こんな動きを繰り返しても梵天が、意外と壊れないのが不思議です。
ここが終わるとまたゆっくりと移動。
23時25分にJR宇治駅前で。そして23時55分に宇治橋西詰近くで。
それぞれ全く勢いが収まらないどころか、逆にテンションが上がっていくような。
梵天がとにかく激しく舞います。
衝撃で時間を忘れかけていましたが、気がついたらもう23時58分!
多少後ろ髪を引かれながら、宇治橋西詰前を後にして、縣神社の梵天を見るために移動を始めます。
縣神社に向けて、400m3分間の全力疾走です。
縣神社発の梵天
こっちも激しく舞います
全力疾走の末、24時ジャストには縣神社前に着きました。
さてさてと縣神社周辺の様子をうかがうと・・・
なんとなんと!もう梵天は縣神社の外。梵天の舞いが始まってしまっていました。
あれ?24時開始っていう情報は間違っていたのかな。
こちらの梵天は巡行はしません。同じ場所にとどまって、例の「前後左右、回転、逆回転」を繰り返します。
あがた祭では梵天は2つ巡行しますが、基本的な動きは全く同じようです。
この一連の動きを5セットくらいやったかもしれません!
説明が前後してしまいましたが、場所でいうとこのあたり。
縣神社前のT字路の交差点です。
こちらも、いうまでもなく、とんでもない激しさでした。
こっちはより宇治神社御旅所発の梵天に比べて、聴衆と梵天の距離感が近く、より迫力がありました。
あと聴衆との一体感がすごい!激しい舞いの合間合間には自然と拍手が巻き起こります。
だいたい24時23分くらいまで舞まくって、その後観客を巻き込んで三本締めを行いました。
その後の梵天の動き
ここからまだ少し続きます。
縣神社の中に入り、梵天を立てるスペースに戻されます。
そして、電気がついて、お経が唱えられます。しばし聴衆も頭を下げて、静寂に包まれます。
その後電気がまた消され、梵天を立てていたところから担ぎ出し、縣神社境内を1周します。
このあたりの動き一つ一つの意味が、私は理解できないないため、予想もしない流れの連続。ついていくのにも一苦労です。
そして次は本殿に梵天が置かれ、電気がついて、梵天を担いでいた隆々しい人たちがぞろぞろと本殿の中に入って座ります。
ここから「還幸祭」という儀式スタート。お経が終わり、実行委員長的な人が2、3人挨拶。
そして梵天を担いでいた隆々しい人たちが本殿が中で日本酒で乾杯して終了。
時刻は24時54分終了でした。
最後に、梵天のフサフサとした白い紙が小分けにされ、少しずつ参加者(聴衆)に配られました。
梵天のフサフサを無事ゲット!
私イロハもこれをゲットしました。なんかいいことありそう。
手にした瞬間、感動と達成感でいっぱいになりました。
眠気と程よい疲労感とお祭りの興奮・・・。
そして、歴史や伝統というモノの説明できない圧倒的なパワー・・・。
いろいろなもので心も体も満たされ、とぼとぼと歩いて家に帰りました。
まとめ
なんかとりとめない深夜のあがた祭レポートとなりましたが、箇条書きであがた祭の夜バージョンについてまとめておきます。
- 深夜に巡行する梵天は2つ。そのうちの1つ、宇治神社御旅所発の梵天は23時スタート。終了時刻は24時以降で不明。
- 一方、縣神社発の梵天は24時スタート。と思いつつ24時にはすでに始まっていた。梵天の激しい舞いは24時23分まで続き、その後縣神社に戻り25時前までいろいろな儀式がありました。
- 宇治神社御旅所発の梵天は巡行しながらいろいろな場所で激しく舞う。場所と時刻はこんな感じ。
これだけ詳細なレポートはネット上では唯一だと自負します。
メモ程度ですが時刻も細かく書いたので、来年度以降参加してみようかなという方にも参考になるかも。
ちょっと気が早いですが、ぜひまだ参加したことが無い方も来年は参加してみてください!
あがた通りを馬が駆け抜ける衝撃!大幣神事レポート。
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。
6月5日、6日のあがた祭りの興奮が冷めやらぬ中、6月8日は縣神社周辺で大幣神事が開催されました。
少しだけ(クライマックスのとこだけ)ですが、見てきましたのでレポートします。
クライマックスは一瞬なので、見逃さないポイントも教えます!
(あがた祭りのレポートも鋭意作成中ですが、未完成です・・・。)
大幣神事とは
始まりは藤原氏の時代に遡るようですね。
どこを調べても正確な情報はありませんが、縣神社からこんな紙をもらいました。
これを読むと、大昔から伝わる「宇治のまちのお祓い、お清めの行事」と考えたら良さそうです。
大幣神事の全体の流れ
全体の流れは、まず大きな大幣(お祓いの道具)を持った幣差という12人の人、そして神馬と呼ばれる馬が、あがた通り、宇治橋通り、本町通りをぞろそろと巡行します。
ここも異空間というか、非日常の風景なので見る価値ありですが、やはり一番の見所はクライマックス!
馬があがた通りを走り抜けます。
クライマックスを目に焼き付けよう!
馬が走り抜ける場所はここ
南北に走る400mのあがた通りのどこでも良いてますが、真ん中あたりが最も良いです。馬が一番スピードに乗るところですね。
流れを時系列で詳しく解説
あまりウェブ上に時刻などの情報がどこにも無いので、記録のためにここに時刻とともに流れを書いていきます。
下の写真11時50分の様子。幣差という人たちが遠くにスタンバイしています。
いちおう通行止めになるので、警察の方々は出動しているものの、現物客はそれほど多くは無いですね。近所の方が家先に出てきて見たりしています。
報道っぽい方なんかもいますが、撮影場所を取り合ったりする感じではありません。
11時52分。
おっ、大幣を地面に叩きつけて、引きずりながらこちらに走り出しました。
なかなかの勢い!迫力があります。威勢が良いですね。
後ろには引きずった大幣。
11時54分。少しだけ間を開けて、馬が颯爽と走ってきます。
どんどん近づくー。
きたー。激写!
はい、一瞬で走り去りました。
なかなかの迫力で、毎年のことながあらしばし呆然となります。
この後宇治橋の方では、大幣を川に流す儀式が行われました。(私は見れていませんが。)
まとめ
というわけで、今回は大幣神事の様子をレポートしました。
大幣神事は、宇治のまちを巡行したり、あがた通りを馬が走り抜けたり、最後宇治川に大幣を流したり・・・と、見所の多い行事ですが、私イロハは毎年馬が走り抜けるところに一点集中して楽しんでいます。
時刻の情報が無くて、いつも待ち伏せするのに少し困るわけですが、今年は11時54分頃に馬が走る姿を見ることができました。
来年も同じくらいの時刻にしっかりあがた通りのど真ん中に陣取り、間近で馬の迫力を楽しみたいと思います。
宇治の珍しい抹茶グルメ4選
みなさんこんにちは、管理人のイロハです。今日は抹茶グルメ特集です。
これまで、宇治茶の老舗や、抹茶ソフトクリームのお店の特集をしました。
さて今日は、「えっ、こんなものまで抹茶??」という、もっともっと珍しい抹茶グルメの特集をお届けします。
ぜひみなさん、宇治で珍しい抹茶グルメにチャレンジしてみてください。
厳選抹茶グルメの紹介
それでは1つずつ紹介します!
お店の場所は、この記事の最後にまとめて地図で示しておきます。
「はりよし」の抹茶コロッケ
これは有名な抹茶グルメ。
地元の人も観光客も利用する人気店です。
お肉屋さんが作るコロッケなのでお肉の味がしっかりしていて美味しいのですが、抹茶の風味が加わると少しさっぱりします。
ほのかな抹茶の香りがなかなか上品で、抹茶が得意じゃない人でも美味しく食べられると思います。
「モグモグベーカリー」の茶壺パン
次はパンです。抹茶味のパンは珍しいグルメというほどのものではないかもしれませんが、とても美味しいのでご紹介!
モグモグベーカリーは宇治橋通り商店街にあるパン屋さん。
少し離れた黄檗地域にあるパン屋さん、たまき亭のオーナーのお父さんが経営しています。
たまき亭は全国的にもとっても有名な絶品パン屋さんですが、モグモグベーカリーも負けてはいません。
こちらは少し値段が良心的なことから、地元民はモグモグベーカリーに通ったりします。
私イロハの家も宇治橋通りから近いので、モグモグベーカリーさんは行きつけです。
この茶壺パンはモグモグベーカリーの名物ですね。抹茶とお餅、そして外はカリッとしたクッキー生地。病みつきの味です。
「田中九商店」の抹茶ラーメンと抹茶餃子
なんとラーメンと餃子まで抹茶とコラボ!
初めて知った時は衝撃的でした。
ラーメンの麺や餃子の皮に抹茶が練りこまれています。
見た目の色なんかはやはり驚きの緑なんですが、お味の方は意外とさっぱり。
最初に口に入れた瞬間だけ、さわやかな抹茶の風味。味的には抹茶感はかなり薄いですが、そのささやかな感じが慎ましくて良いですね!
「赤門茶屋」の抹茶ビール
宇治では抹茶にもビール!
抹茶ビールを提供する店は宇治には2つあります。
赤門茶屋と伍町カフェです。そのまとめと比較記事はこちら。
当ブログでは、どちらかというと、しっかりとしたビールの味を残した赤門茶屋の方を推しています。
でも、伍町カフェの抹茶ビールものどごしとかすっきり感も最高です!
まとめと場所
いかがでしたでしょうか。
場所は宇治橋通り商店街に「はりよし」と「モグモグベーカリー」。平等院表参道商店会に「赤門茶屋」と「田中九商店」があります。
抹茶グルメの代表格といえば、抹茶ソフトクリームや、茶団子等のお菓子やスイーツが思い浮かびます。
それら王道メニューにだけでは飽き足らない超抹茶好きの方は、ぜひこの記事で紹介した抹茶グルメにチャレンジしてみてください。
田中九商店のラーメン、餃子以外は軽い食べ物や飲み物なので、食べ歩きでも楽しめます。