宇治の世界遺産、国宝、重要文化財をまとめて見尽くそう
こんにちは、管理人のイロハです。
宇治の中心にある世界遺産、国宝、重要文化財をまとめて知りたい、もれなく見尽くしたいと思っているあなたのためにまとめてみました。
ありそうで無かったお役立ち情報です。ぜひ宇治観光の参考にしてください。
そもそも、世界遺産、国宝、重要文化財って何?
聞いたことないという人は少ないと思いますが、しっかりと違いを言える人は多くないはず。ちゃんと知識があれば、楽しみも倍増なのでしっかり理解しましょう。
世界遺産とは?
まず世界遺産とは、ユネスコの世界遺産条約(「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」-1972年採択,1975年発効)に基づいて登録される世界遺産一覧表に記載されてた文化財、景観、自然のことです。
ざっくりというと、ポイントはユネスコが登録する世界共通のカテゴリーだということです。
重要文化財、国宝とは?
そして重要文化財とは、日本の長い歴史の中で生まれ、はぐくまれてきた貴重な有形文化財のうち、とくに重要なものをいいます。重要文化財の中でさらに重要なものが国宝に指定されています。
国宝と重要文化財は、重要性だけでランク分けされたものでり、また、国内の文化財を対象としていることから、世界遺産は全く別のカテゴリーです。
みなさん、知っていました?
なお、国宝と重要文化財は、建物以外のカテゴリーがありますが、今回は、建物のカテゴリーでかつ宇治の中心エリアにあるものをご紹介します。
宇治の世界遺産
あまり大きくない宇治の中心エリアに2か所も世界遺産があります。これってすごいことですよね。宇治観光の際にはぜひ2つまとめて立ち寄ってみてください。
平等院は基本スポット
平等院はもはや説明不要の基本スポットですが、宇治上神社も忘れてはいけません。平等院を陽としたら、宇治上神社は陰のイメージですね。もちろんいい意味で。
平等院には鳳凰堂という国宝と、観音堂という重要文化財があります。写真はどちらもとても有名なのであえて正門の写真を載せておきます。
でも特に宇治上神社がおすすめ
宇治で一番のおすすめは宇治上神社。鬱蒼と茂った森が古来の空気を真空パックしたような、そんな厳かな佇まいです。本殿は平安時代に建てられたといわれる最古の木造建築。屋根のカーブの美しさに言葉が出ません。もちろん本殿は国宝です。
そして宇治上神社の摂社であり、宇治上神社の境内にある春日社も重要文化財です。摂社とは本社(宇治上神社)と縁深い神を祀った小規模な神社のことです。
宇治のその他の重要文化財
浮島十三重石塔は美しい
2つの世界遺産の間にある宇治川の景色はとってもきれいです。でも、見とれている場合ではありません。なぜなら宇治川のど真ん中の島(塔の島)に重要文化財があるからです。
それが、浮島十三重石塔です。現存する石塔としては日本最大で高さは15メートルもあります。
宇治神社の親しみやすさ
もう一つ、宇治上神社のすぐ近くにある宇治神社の本殿が重要文化財です。宇治神社は、世界遺産である宇治上神社よりもなんとなく目立ちませんが、親しみ深い庶民の神社という雰囲気で個人的には好きです(個人の感想です)。朝の散歩でフラッと気軽に立ち寄りたくなるようなイメージ。
といっても、本殿は鎌倉時代に創建てられた深い歴史を有します。
超わかりやすくまとめると
あー、少し説明の順番とかややこしくなってしまいました。とりあえずまとめます。
表でまとめるとこんな感じ。お、わかりやすい!こんなの見たことない(自画自賛)!
場所 | 国宝 | 重要文化財 |
---|---|---|
平等院(世界遺産) | 鳳凰堂 | 観音堂 |
宇治上神社(世界遺産) | 拝殿、本殿 | 春日社 |
宇治神社 | 本殿 | |
宇治川の塔の島 | 浮島十三重石塔 |
場所の紹介
最後に地図で場所を紹介します。