宇治遊歩

宇治の生きた情報を、宇治から世界に発信します。

京阪宇治駅の駅舎はとんでもなく美しい

皆さんこんにちは、管理人のイロハです。

今日は京阪宇治駅のご紹介です。

なんでわざわざ駅の紹介なんかをするのかというと、駅舎が建築としてとんでもなく美しいから。

駅の紹介なんて・・・と言わず、ぜひ最後までお読みください。

 

 

とりあえず写真をどうぞ

難しい説明は抜きにして、とりあえず写真を見てください。

はい、こんな感じです。

f:id:ujiblo:20190516192944j:plain

f:id:ujiblo:20190516192936j:plain

なんかもう、美しすぎて言葉になりません。

打ちっ放しのコンクリートと、これでもかという幾重にも重なった円弧のデザイン。

まさに異空間ですね。

f:id:ujiblo:20190516192923j:plain

駅舎についての情報をメモ

京阪宇治駅という名の、建築物について、一般的な情報を箇条書きでまとめておきます。

  • 現在の京阪宇治駅の駅舎は1996年に建築された。
  • 建築を手掛けたのは、南海特急「ラピート」のデザインも手掛けた若林広幸という建築家。
  • 宇治特有の近代的な工業地帯と風光明媚な風景との混在、そして茶畑に着想を得たデザイン。鳳凰をモチーフとした国内最大級のステンドグラスも備える。
  • 通商産業省から民鉄の駅で初めてグッドデザイン賞に選定された。

f:id:ujiblo:20190516192940j:plain

私イロハの素人的考察

うん、まぁなんというか・・・知識がない私からしたら、感想を言うのも難しい。

ただ間違いなく美しいのは理解できるし、何より宇治のイメージに不思議とマッチしているのがおもしろい。

やはり宇治の魅力は、格式高い文化と親しみやすい生活感の二つの側面のバランスだと思います。

ujiblo.hatenablog.jp

そんな宇治の二つの側面の魅力が、なんとなくこの建築に現れている気がします。

宇治にマッチする理由を少し掘り下げて考えてみました。

コンクリートは宇治の文化の風格の匂い

無骨なコンクリートは、なんとなく近寄りがたさすら感じます。

それはまるで宇治茶の風格、文化財の歴史に通じるところがありますね。

まるで鬱蒼とした木々の中に古の空気を閉じ込めた宇治上神社のよう。

f:id:ujiblo:20190516192909j:plain

コンクリートというものはとてもインダストリアルなものであり、現代的ではありますが、その凛とした佇まいは「永遠に変わらぬ力強さ」や「時代に流されない姿勢」を感じることができます。

円弧のデザインは優しさの象徴

コンクリートの打ちっ放しにポッカリと空いたまん丸のデザインはどこか愛らしく感じられます。

宇治は独特の優しさを持っていると思います。

古民家の生活感。賑わう商店街。どこか下町のような、優しく温かい雰囲気。

それがさりげなく、そしてつつましく円弧のデザイン、そしてそこから差し込む光に現れていると感じます。

f:id:ujiblo:20190516192912j:plain

きれいに写真に収めるには

この美しい駅舎をきれいに写真に撮るにはどうしたらよいかというと・・・。

人の少ない時間帯に写真を撮るととても美しく仕上がります。

たとえばこんな感じです。

f:id:ujiblo:20190505230248j:plain

朝は地元民、日中は観光客がとっても多いので、9時~10時までか17時以降に写真を撮るのが特にオススメです。

上の写真は、この記事でもご紹介しました。宇治有数のインスタ映えスポットですよ!

ujiblo.hatenablog.jp

そんなわけで、もっと京阪宇治駅に注目を!

京阪宇治駅の駅舎の魅力を感じていただけたでしょうか。

京阪宇治駅を利用する際は、駅として利用するだけじゃなくて、ぜひ建築に注目してください。

f:id:ujiblo:20190516192953j:plain
京阪宇治駅から京都市内の色々な観光スポットに行くことができますので、ぜひそちらも併せて、京都・宇治観光を楽しんでくださいね

ujiblo.hatenablog.jp

f:id:ujiblo:20190516214156j:plain