宇治遊歩

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宇治のアートスポットを巡るコース

みなさんこんにちは、管理人のイロハです。

宇治は知られざるアートのまち!

そんなに知られてはいませんが、ギャラリーや工芸品を展示しているお店なんかが、たくさんあるんです。

宇治の文化的な雰囲気は、アートと相性ぴったりですよね。

宇治のアートスポットを巡るお散歩コースを考えたので、ご紹介します。

 

 

お散歩ルートはこちら

7カ所を巡るお散歩コース!巡るお店のリストはこんな感じです。

  • 京七宝 Gallery Nanasai
  • ナナクモ
  • ツナグ
  • 朝日焼 shop & gallery
  • 宇治紬物語館ギャラリー
  • らうらうじ
  • トンネルカフェ

地図はこちら。

上のリストを順番に巡った場合、移動距離は1840メートルです。うん、適度な半日コースですね。

いや、じっくり楽しんだり、寄り道したりしてると1日過ぎるかも。

いずれにしても観光兼お散歩としてはちょうどいい距離感です。

宇治は本当にコンパクトに楽しめるまちですね。

JR宇治駅前から中宇治地域

さて、さっそくお散歩を始めましょう。

まずはJR宇治駅前の京七宝 Gallery Nanasaiから。

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ここは七宝焼というガラスの粉を焼き付けて美しい色合いを出した焼き物のお店です。

繊細なタッチのに魅了されたリピーターさんも多いようです。

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すごく現代的な雰囲気ですが、ホームページを見ると、古くから伝わる伝統的な焼き物だとか。

このあたりの感覚的なギャップもおもしろいですね。

そこから中宇治地域に入って行くと、古民家の並びの一角に名店ナナクモがあります。

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こちらはJAPANGRAPHという日本の各土地の暮らしを独自の視点で特集する雑誌のコンセプトショップ。

JAPANGRAPHに登場する工芸品を展示販売するなど雑誌と、世界観をリンクさせたおもしろいお店です。

音楽など幅広いアートイベントもあったりして、何かと目が離せないお店です。

そして、ツナグ。。

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こちらも全国の職人さんが作った、うつわ、工芸品、雑貨などが扱われるギャラリーショップ。

企画展やワークショップなど、さまざまな催しが開かれます。

2018年にできた新しいお店ですが、中宇治yorinという、今話題の宇治らしい小商いスポットにあり、どんどん認知度が上がっているお店です。

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宇治川の向こうに渡ると

ツナグ。から宇治川の向こう側に移動しましょう。

宇治橋が近いですが、アートお散歩の後半戦のことを考えて、喜撰橋、朝霧橋を渡りましょう。

平等院、食べ歩きのお店もあり、宇治川の自然もあり、風光明媚な宇治の魅力が詰まったお散歩ルートです。

さてさて、次のアートスポットは宇治川沿いにある朝日焼 shop & galleryです。

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こちらは400年前まら続く宇治を代表する伝統工芸の陶芸品です。

ギャラリーショップがあったり、陶芸教室があったりと、現代に開かれた伝統芸術というものを色濃く感じます。

2017年に移転オープンしたギャラリーショップは宇治川の右岸に佇む美しい建物。

陶芸品だけでなく、建築の雰囲気全体が大きな味を醸し出します。

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そこから少し歩くと、とても近い位置に、宇治紬物語館ギャラリーとらうらうじがあります。

宇治紬物語館ギャラリーは織物の展示販売が行われています。

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中には人間国宝重要無形文化財の作家の作品なんかも展示されています。

普段あまり触れることのない、織物の世界に浸ってみると新たな発見もありそう。

様々なデザインの織物はどことなく前衛的な現代アートにも見えてきたりして。本当にアートの奥深さというか、ボーダレスな魅力を実感します。

カフェや貸しギャラリーがあったりして、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

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らうらうじは茶室付きの古民家をギャラリーに改装した、今話題のアートスポット。

ここはとにかく企画が面白い!

近代、現代アートを中心にハイレベルな展示が魅力です。

そのジャンルは絵や雑誌、うつわやアンティーク家具まで。

企画ごとにこんなに広いジャンルを扱いながら、全くブレない世界観を演出。

単に見せるというより、新しいアートをセレクトして提示するという、提案型のギャラリーで、ファン、リピーターがとても多いようです。

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アート散歩の終着点は、トンネルカフェ

最後はカフェでゆっくりと。

トンネルカフェは京阪宇治駅にほど近い位置にある、ギャラリー併設のカフェです。

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2019年5月オープンということで、まだ新しいお店です。

1階がトンネル風のギャラリーで、そこを通って2階のカフェに行くつくりが面白い。

今は1階はモニターを置いて、デジタル写真を掲示されています。

これからどんな企画が飛び出すのか。本当に目が離せない存在です。

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いつか宇治のアートシーンを引っ張るような面白いスポットになっていくかもしれません。

カフェという業務形態であり、アートそのものを売るお店ではないため、柔軟性のあるアートの魅せ方を提示してくれそうな予感がします。

私もじっくり注目していきたいと思います!

まとめ

いかがでしたか。

色々なタイプのアートが宇治にはあり、それらがうまく溶け合いながらアートなまちを形成しつつあります。

これからさらに盛り上がりそうな予感もすますね。

みなさんもアートという新しい切り口で、宇治を楽しんでみてください。

これらのお店は定休日が不定期だったりします。(いや、むしろ営業日の方が少ないお店も・・・。)

必ずお店に確認してから訪問するようにしてくださいね!

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