宇治遊歩

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うみうのヒナ、ウッティーの一般公開

みなさんこんにちは、管理人のイロハです。

みなさん宇治に海鵜(うみう)という鳥がいるのをご存知ですか。鵜飼のショーを行うあの鳥です。

宇治市で今人工孵化で生まれたうみうが期間限定で一般公開されています。

私イロハはうみうのヒナを直接見るのは初めて。さっそく見てきましたのでレポートします。

 

 

宇治のうみうについて

宇治ではかつて平安時代から鵜飼が行われていたといわれ、大正の年代イベントとし再興されました。

www.city.uji.kyoto.jp

また近年になってうみうの飼育、繁殖にも取り組まれています。

2004年には日本で初めて人工孵化に成功。その後ヒナが増え、今年も2羽のヒナがすくすく育っています。

宇治では現在9羽のうみうが飼育されているようです。記事タイトルの「ウッティー」というのはうみうの愛称です。

観光ビジネス、地域振興、生き物の研究や教育、そして地域マスコットの創生、動物愛護・・・。

そんなさまざまな意味合いが込められたプロジェクトとして、宇治で大切にうみうが育てられています。

一般公開の開催概要

だいたいこんな感じです。基本的に休日だけの開催となります。

機関 2019年7月20日(土)~8月12日(月・祝)の土日祝
時間 14時~15時半
場所 宇治市観光センター2階 和室

さっそくレポート

それでは写真中心でレポートします。場所は宇治市観光センター。

平等院からほど近い場所、宇治川沿いにあります。

外観をパシャり。

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背中側には、宇治川と緑が作る風光明媚な景色が楽しめます。
本当にこの辺りの自然が織りなす風景は、私は大好きです。

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まだ時間前なので1階で待機しました。

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ほどなくして時間になり、階段が解放されました。

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お、いました。うみうのヒナ!

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ひと続きの2部屋の和室が開放され、間に低い机を置いてゆるく区切られています。

さっそくかっこもぐもぐタイムという餌やりが始まりました。

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小魚やペースト状の餌をどんどん平らげていきます。ヒナは餌をもう待ちきれない様子で大興奮。

写真じゃうまく伝わりませんが、なんと元気のいいこと!

とってもかわいい様子に思わず見とれてしまいました。鵜匠さんとの信頼関係も素晴らしいですね。

私が行った時点で生後38日、1.8キロということでした。想像してたよりもかなり大きかったです。

生まれてからの様子の写真や、実際に生まれた卵の殻等が展示され、活動資金の募金箱も置かれていました。

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私が行った時は15人くらいの来訪者がいました。

出入り自由という感じで、ひっきりなしに人は入れ替わっていたと思います。

まとめと感想

普段触れ合うことのないヒナを間近で見れられて、とても楽しむことができました。
1.8キロのヒナは一週間前はなんと1キロだったそう。

どんどん成長するみたいなので、一度と言わず何回も見に行ってみるのも良いですね。

8月12日までの毎週末やっているので、ぜひみなさんもかわいいヒナを見に行ってみてください。

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